ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、良くないことが起きても悲観的にならない、そうならないよう準備を怠らないです。
目次
自省録の引用文
自省録には、このように記述されています。
はるかかなたを予見し、悲劇的なポーズなしに、細小のことに至るまであらかじめ用意しておくこと。
自省録（岩波文庫）より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
良くないことが起きても悲観的にならない、そうならないよう準備を怠らない
良くないことが起きたら、人は悲観的になります。
当然ですよね。
悲観的になっているときに、良くないことが何故起きたのか、
原因を追究します。
そのとき、自分ではなく、周囲の環境に責任を負わせようとしたことありませんか？
その思考、マルクスは否定しています。
あくまでも自分に原因があると考えるのです。
となると、次に考えるのは、
どうしたら良くないことが回避できただろう？
となり、準備が出来るのです。
ポイントは、「自分に原因がある」と考えることが出来るかどうか。
「他責思考」ではなく、「自責思考」で過ごしましょう。
Good Thinking, Good Life.