足るを知る、悲観しない、未来は明るいさ

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、足るを知る、悲観しない、未来は明るいさです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このように記述されています。

また現在与えられているものにたいして不満を持ち、未来に来るべきものにたいして不安をいだくことを許すな。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

足るを知る、悲観しない、未来は明るいさ

約2000年前に、このような考えがあったこと、本当に不思議ですね。

足るを知る

まず、「足るを知る」から。

いま、持っているお金で満足しましょう。

持っているお金に不満を持ち、増やそうとしたら、絶対に無理が生じます。

投資やギャンブルや一攫千金を狙うでしょう。

仮に1度成功したとしても、その体験が忘れられず、

もう1度増やそうとします。

投資やギャンブルの成功が、何回も続くほど甘くはありません。

最終的に、持っているお金も無くなってしまうでしょう。

もう一度言います。いま、持っているお金で満足しましょう。

悲観しない、未来は明るいさ

次に、「悲観しない、未来は明るいさ」を考えます。

漠然とした不安は、やめましょう。

・将来が不安だから、お金を貯めよう
・職場に不満があるから、資格を取ろう

これらのようなものは、具体的な不安に対する行動だから、良いと思います。

ここで言う悲観とは、

・老後、心配だなぁ
・地球温暖化、世界はどうなるのか

こんな考えを示しています。

皆さんは、ノストラダムスの大予言をご存じですか?

「世紀末、地球は滅亡する」

こんな予言があったのですが、1999年から2000年にかけて、

そんなことは一切起こりませんでした。

(だから、皆さんにブログを読んで頂いているのですが)

漠然とした不安を抱くのならば、

今の時間で出来ることを行い、

そうすれば「未来は明るい」ということを、

きっとマルクスは言いたかったことだと思います。

今回のブログは以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Good Thinking, Good Life.

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