ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、怒ってはいけない、人は協力するために生まれついたのだからです。
目次
自省録の引用文
自省録には、このように記述されています。
また私は同胞にたいして怒ることもせず、憎むこともできない。なぜなら私たちは協力するために生まれついたのであって、
自省録(岩波文庫)より引用
(中略)
そして人にたいして腹を立てたり毛嫌いしたりするのはとりもなおざず互いに邪魔し合うことなのである。
私なりの解釈を、以下にまとめます。
怒ってはいけない、人は協力するために生まれついたのだから
「人は協力するために生まれついた」
だから、怒ってはいけない。
現在、ロシアとウクライナで戦争をしています。
明らかに間違っています。
なぜなら、人は協力するために生まれているからです。
戦うために生まれてはいません。
これはローマ帝国時代であっても、現代であっても、未来であっても
変わることのない事実です。
世界レベルの話ではなく、家庭でも職場でも学校でも同じことが言えます。
怒るまえに、この言葉を頭の中で言ってください。
「人は協力するために生まれついた」
今回のブログは以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Good Thinking, Good Life.
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 怒っても何も変わらないのに、怒る。そのせいで、喉がかれ、いつの間にか時間が過ぎていく。相手との関係も気まずいものになる。怒ることが意味がないどころか、パワーと時間も無駄にしてしまいます。起りそうになった時、深呼吸をして冷静になって下さい。パワーと時間の無駄遣いを、未然に防ぎましょう。最後に、別の目線からの怒ってはいけないことの記事のリンクを下記に貼ります。怒ってはいけない、人は協力するために生まれついたのだから […]