変化に対応するしなやかさを身に付けたい

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、変化に対応するしなやかさを身に付けたいです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このように記述されています。

我々の内なる主が自然に従っている際には、(できるかぎり、)許されるかぎり、出来事にたいしてつねにたやすく適応しうるような態度を取るものである。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

変化に対応するしなやかさを身に付けたい

聞いていた話と違う、そう思うことはありませんか?

例えば、配偶者や恋人との会話において、

前と言ってることが違うということ。

外食しようという話になり、

先週にフレンチが食べたいと言っていたので、

予約して相手に伝えると、和食が食べたい、みたいな話。


聞いていた話と違う、そう思ってイラっとして、態度に出してしまった。

聞いていた話と違うと、反射神経的に相手に対し反抗的な態度になってしまいます。

そのようなケースに遭遇したら、一旦深呼吸しましょう。

変化に適応するような思考を心掛けましょう。

聞いていた話と違うと思うのは、自己中心的な考えではありませんか?

どういうことかというと、相手は何か気持ちの変化があって、

フレンチではなく和食を選択したのではないでしょうか?

フレンチから和食に変わったことだけを見て、

どうしてフレンチから和食に変わったのか?

ということを無視しているのです。相手の立場になって、考えてみましょう。

どうしてフレンチから和食に変わったのか?と疑問に思うことこそ、

変化に対応するしなやかさなのです。

そして、疑問に思ったことを相手に聞きましょう。

そうすれば、相手は理由を答えてくれます。

理由が分かれば、あなたは納得できるはずです。

相手に対して反抗的な態度は取ることは、回避されます。

ぜひ、明日からしなやかさを身に付けることを考えてみて下さい。
(私も含めてです。)

今回のブログは以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Good Thinking, Good Life.

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