ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、前向きに受け入れる、これが出来たら素晴らしい!です。
自省録の引用文
自省録には、このように記述されています。
波の絶えず砕ける岩頭のごとくあれ。岩は立っている、その周囲に水のうねりはしずかにやすらう。
「なんて私は運がわるいんだろう、こんな目にあうとは!」否、その反対だ、むしろ
「何て私は運がいいのだろう。なぜならばこんなことに出会っても、私はなお悲しみもせず、現在におしつぶされもせず、未来を恐れもしていない」である。
自省録(岩波文庫)より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
前向きに受け入れる、これが出来たら素晴らしい!
「なぜ、自分だけがこんな目に合わないといけないんだろうか?」
このような考え、大勢の人が思ったことありますよね。
例えば、親の仕事の都合で転校になったり、一生懸命勉強しても志望校に行けなくなったり。
こんな考えがもとで、親を嫌いになったり、勉強しなくなったりしたとして、
なにかメリットあるのでしょうか?
どの角度から考えても、一切メリットがないのです。
こういうときに、今回の引用文を思い出しましょう。
環境の変化や挫折をした後、前向きに切り替えることって難しいです。
大袈裟に言うと、1年間掛けても構いません。
周りの環境を責めるよりも、
転校になったら、新しい友達が出来る。
受験に失敗したら、もう一年勉強できる。
このように気持ちになれるよう、
日頃の小さな物事から前向きに受け入れるようになりたいものです。
そうすれば、必ずや素晴らしい人生が待っているはず!
今回のブログは以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Good Thinking, Good Life.