まわりの人と比較しないで、自分が納得することを大事にしよう

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、まわりの人と比較しないで、自分が納得することを大事にしようです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このような記述があります。

誰が何をしようと、なにをいおうと、私は善くあらねばならない。それはあたかも金かエメラルドか紫貝が口癖のようにこういっていたとするのと同じことだ。「誰がなにをしようといおうと、私はエメラルドでなくてはならない。私の色を保っていなくてはならない」と。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

まわりの人と比較しないで、自分が納得することを大事にしよう

紫貝って高級品だった

”金かエメラルドか紫貝”

紫貝とは、ムール貝のようです。昔はムール貝が金とエメラルドと並記されています。

ということは、ムール貝は貴金属のような高級品だったのでしょう。

ムール貝から色素をとって、染め物をしていたのようです。

きっと、キレイな紫色が表現できたのでしょうね。

まわりと自分を比較しても、意味がない

さて、本題に戻りましょう。

どうして、まわりと比較してはいけないのか?

それは、誰と比べるかによって、結果が全く異なるからです。

例えば、あなたの年収が500万円だとしましょう。

さて、あなたの年収は高いか低いかどちらでしょうか?

800万円の人と比べたら、あなたの年収は低いです。

300万円の人と比べたら、逆に高くなります。

比較することでは、あなたの年収は高いか低いか分かりません。

自分が納得できるかどうか

(上のたとえ話、もう少し続けます。)

大切なのは、500万円という年収に対して、

「あなたが納得すること」

これこそが、大切な考え方です。

納得できないのなら、あなたに能力がないとすれば、資格などにチャレンジすることも出来ます。

また、会社に問題があるかもしれないと思うのならば、転職活動をしてみても良いかもしれません。

何かの分岐点に立った場合、まわりを意識せず、自分が納得する方を選んで下さい。

Good Thinking, Good Life.

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