ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、変わることは、恥ずかしくないですよです。
自省録の引用文
自省録には、このような記述があります。
変化を恐れる者があるのか。しかし変化なくして何が生じえようぞ。宇宙の自然にとってこれよりも愛すべく親み深いものがあろうか。君自身だって、木がある変化を経なかったならば、熱い湯にひとつはいれるだろうか。
自省録(岩波文庫)より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
変わることは、恥ずかしくないですよ
木が大きくならないと、お風呂に入れない
昔は、薪でお湯を沸かしていました。
薪は、木を適度の大きさに割って、乾燥させて出来ます。
当然のことですが、木は大きくなります。
大きくなるから薪が出来て、その薪でお風呂に入ることが出来る。
このような意味により、自然の変化は「親み深い」とマルクスが言っています。
変わることは、恥ずかしくない
今の自分に、好きじゃないところはありますか?
・声が小さい
・自分から話しかけられない
であるのなら、明日からでも良いので変わりましょう。
でも急に変わると、周りの目が気になりますよね?
「〇〇さん、急にどうしちゃったんだろう?」
どちらかというと、日本人は変わることに対して、否定的な感じがしませんか?
容姿が変わることも、内面が変わることも。
この壁を崩して、変わるためには、どんな思考をすればよいでしょうか?
変わるほうが当たり前、自然の一部ですから
マルクスが言っているように、自然は日々変化しています、人間は自然の一部です。
ですから、人間が変わることは当たり前のことなのです。
変わらないことの方が、不自然なのです。
「変わりたい」「変わらなきゃ」と思うことは、自然の理にかなっているのです。
その気持ちを大切にして、木が大きくなるように、我々も大きくなりましょう。
Good Thinking, Good Life.
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