ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、目の前のゴミを拾うことが、あなたの人生を変えるです。
自省録の引用文
自省録には、このような記述があります。
人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。そして個々の行動ができるかぎりその目的を果たすならばそれで満足すべきだ。
自省録(岩波文庫)より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
落ちているゴミを拾うことが、あなたの人生を変える
夢を抱くことはいいことだが・・・
みなさん、夢はありますか?
将来はサッカー選手になりたい
一流企業に就職したい
ハワイで永住したい
夢を抱くことは、とても良いことですよね。
しかし、夢を抱いているだけでは、何も始まりません。
待っていても、誰も声を掛けてくれませんし、あなたの夢に気付きません。
さて、このような場合何から行動に移すべきなのでしょうか?
「落ちているゴミを拾う」ことで得られる2つの力
落ちているゴミを拾いましょう
ちょっと、夢とかけ離れていると思わるかもしれませんが、
これが一番の近道なのです。なぜなのか?
理由は2つあります。
まず1つ目として、「気付くことが出来るようになる」からです。
ゴミが落ちているかどうか、まず気付くことが出来ないといけません。
夢を追うにしても、何を行うべきなのか「気付く」ことが出来ないと
いつまでたっても近づくことは出来ません。。
この「気付く」という能力を養うのが、落ちているゴミを拾うことなのです。
次に2つ目の理由ですが、「自ら実行することが出来るようになる」を挙げます。
ゴミを拾うということは、人に指示される行動ではなく、自ら実行することなのです。
何をすべきか「気付く」ことが出来た後は、それを「自ら実行する」かどうかが問題です。
ゴミを拾うことにより、「自ら実行する」ことが身に付くのではと考えています。
積み重ねることの重要性
ゴミを拾うという小さなことを、繰り返すと大きな力となります。
例えばゴミを拾う行為を、1日1回した場合を想像して下さい。
それにより、あなたが0.1%レベルアップしたとしましょう。
これを1000日繰り返したとすると、
100*0.1%*0.1%*0.1%*0.1%*0.1%*・・・・(0.1%を1000回掛ける)
という数式になります。いわゆる複利計算ですね。
この答えは、おおよそ272となります。
100の自分と比較すると、2.72倍となり、0.1%という小さな数字も無視することは出来ません。
このように積み重ねることが大切なのです。お分かりいただけたと思います。
このように、毎日ゴミを拾うことがあなたの人生を変えるのです。
自主性に関する過去記事も、是非ご覧ください。
他人に言われるから行動するのではなく、自らの意志で行動すべき
Good Thinking,Good Life.
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