得意な仕事は、誰かに任せましょう

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、得意な仕事は、誰かに任せましょうです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このような記述があります。

得意にならずに受け、いさぎよく手放すこと。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

得意な仕事は、誰かに任せましょう

得意な仕事があることは良い事

得意な仕事って、何かありますか?

仕事と言っていますが、家庭でのお手伝いでも良いのです。

得意な仕事があるってことは、良いことです。

ならば続けて良いのでは?と疑問に思われるかもしれません。

しかし、”いさぎよく手放すこと”をマルクスはオススメしています。

何故でしょう?以下のように考えてみました。

現状維持バイアスからの脱却

人は安定を好みます。人は変化を嫌います。

いわゆる現状維持バイアスです。

しかし、変化が無いと人は成長しません。

得意な仕事をずーっとしていると、安定はしますが、

変化が訪れず成長するチャンスを逃しているかもしれません。

ですから、得意な仕事を手放して、新たな仕事へ挑戦して下さい。

任せることで、自分が成長できる

任せるという行為は、結構エネルギーが必要です。

まずは、仕事の内容をキチンと相手に伝える必要があります。

自分では理解していても相手に伝えようとすると、どう説明したら良いか分からない、

なんてこともありますよね。

次に、仕事の内容を伝えたあとは、確認をする必要があります。

あなたが説明した内容を、相手がちゃんと理解しているか、

そしてその通り仕事が行われたかを確認して下さい。

誰かに任せることにより、
・相手に伝えること
・確認すること

この2つの能力において、あなたのレベルアップとなります。

長い期間同じ仕事をしている人で、任せる相手がいるのであれば、

是非自分の仕事を誰かに任せてみて下さい!

Good Thinking,Good Life.

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