職場の出来事を、悩みなのか、悩みでないのか、決めるのはあなた

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、職場の出来事を、悩みなのか、悩みでないのか、決めるのはあなたです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このような記述があります。

君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

職場の出来事を、悩みなのか、悩みでないのか、決めるのはあなた

働いている人のほとんどは、職場での出来事で悩んだことがあるのではないでしょうか?

もちろん、私も何回も悩んだことがあります。

そんな時に、今回の自省録の引用箇所を読んで頂きたいですね。

(家庭の悩みや学校の悩みは少々複雑なので、今回は職場の悩みと限定させて頂きます。)

悩んでしまったら、悩みの原因を具体化する

誰しも悩みなんてない方が良いに決まっています。

しかし、職場というのはいろいろな人々が働いていたり、仕事に関して壁にぶつかったりと、

悩みのきっかけとなる要因がたくさん潜んでいます。

もし悩んでしまったら、「何に対して悩んでいるのか」を分析してみて下さい。

このときなるべく、具体化してくださいね。

A「昨日上司に、仕事が遅いことを叱責された」
B「部下に指導しても、何回も同じミスを繰り返す」
C「〇〇さんが、私にだけ挨拶をしてくれない」


こんな感じに具体化出来たら、次のステップへいきましょう。

悩みにしない考え方

悩みにならないようにどうするか、前述の3つのケースA.B.C.について考えてみましょう。

AとBは仕事のことの悩みのようです。この2つに関しては、あなたの考え方次第で悩みではなくなります。

Aのケースは、仕事を早く完了する仕組みを考えたり、先輩に相談する。

Bのケースは、部下に伝える方法を今までと違う方法にする。


こんな感じに考えれば、悩みではなくなります。

少し厄介なのはCのケース、こちらは人間関係の悩みのようです。

これに関しては、あなたは引き続き〇〇さんに挨拶を続けて下さい。

そして、〇〇さんに挨拶されることを求めないようにしましょう。

挨拶されることを求めて、挨拶されないと、悩みになるのですから。

自分がすべきことに注力しましょう。

このように、悩みの原因となる対象は、あなたの考え方で悩みでなくなることがあります。

まとめ

職場において悩みが出来てしまった場合、

・悩みの原因を具体化する
・悩みの原因を回避する考え方をする

言うのは簡単ですが、実行するのは難しいです。

しかし、出来ないことはありません。

この考え方を身に付けることで、悩みが無くなります。

この考え方を身に付けることで、あなたを助けてくれるのです。

Good Thinking,Good Life.

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