こんにちは、アウレリウス太郎です。
今回のブログは、人に期待しない方が良いということについて書いていきます。
年上の部下と、年下の上司
私は、AくんからＢさんに関する相談を受けました。
ＡくんはＢさんより年下ですが、ＡくんはＢさんの上司という関係があります。
Ａくんからの相談内容は、次の通りです。
Bさんは私を良くサポートしてくれています。
しかし私は、チームをもっと良くしたいという気持ちがあり、
それにはBさんのさらなる協力が必要です。
例えば、Bさんは言ったことはキッチリこなしてくれますが、
それ以上を求めることが出来ません。
少しだけ考えてくれて、気が利くことをやって欲しいと思っています。
なるほど、Aくんの気持ち良く分かります。
Bさんがもう少し気をつかってくれて、仕事をしてくれると、
AくんからBさんに対する仕事の指示が減るので、Aさんは楽になるでしょう。
その楽になった分をチームのサポートに注力したい。
もう少し細かい背景を説明します。
Bさんは変わることが出来るのか？
Bさんは、勤続年数３０年以上の５０歳代ベテラン社員です。
一方Aくんは、勤続年数１０年未満の２０歳代の若手社員。
自分より３倍以上この会社で働いているのだから、
自分より仕事をして欲しいと思うのは、普通の考えですね。
Bさんはどちらかというと、今までも言われたことをキッチリとこなすタイプ。
そのように３０年以上社会人生活を送っています。
そんなBさんに、もう少し気を利かせて欲しいというAくんの思いは届くのでしょうか？
人はそんなに簡単に変われない
Bさんのようなケース、ほぼほぼ変わることは無理でしょう。
気を利かせて仕事を前倒しで行うというようなことは、今から期待するのも酷な話。
AくんがBさんに期待しすぎて、思い通りにならなかった場合、
Bさんのことが嫌いになるだろうし、Aくんの心労の種になります。
では、このような場合はどうするべきか？
人に期待しない
Bさんに期待するのを止めましょう。
Bさんには、キッチリと仕事をこなしてくれることだけを求めましょう。
そうすることで、Bさんに裏切られることもなくなり、Ａくんが悩まなくても済みます。
「人に期待しない」と、「人を好きにならない」は別の考えなのでお間違えの無いように。
今回のブログは以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
Good Thinking,Good Life.