一人のごみ拾いが、街をキレイにする

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こんにちは、アウレリウス太郎です。

ここでは、論語で私が学んだこと、

いわゆる古典でリスキリングしたこと

発信していきたいと思います。

今回は、一人のごみ拾いが、街をキレイにするについて、書きますね。

目次

論語の引用文

論語には、このような記載があります。

ある人が先生に、「どうしてご自身で政治をなさらないのですか」と聞いた。
先生はこういわれた。
「『書経』には孝についてこう書かれています。『親孝行で兄弟仲よくできているなら、それも広く考えれば政治をしているということである』。このように自分の身を正し、家をよくするのも政治です。官職に就くことばかりが政治ではありません。私は今のままでも政治をしているのです」

「論語」斎藤孝訳 ちくま文庫

この「書経」とは、中国の (ぎょう) ・ (しゅん) から周まで時代の政論・政教を集めたものを指します。

ちなみにとは、中国神話に登場する君主であり、日本で言うヤマトタケルノミコトのような存在かもしれません。

も同様に、中国太古の伝説上の聖天子の一人です。の後を継いで君主となった人です。

孝については、以前でブログで書きましたね。

アウレリウス太郎は、ここから以下のようなことを学びました。

一人のごみ拾いが、街をキレイにする

小さな行動に意味はあるのか?

最近気になることがあります。

道路沿いに、ごみ入りのコンビニ袋が捨ててある光景。

ドライバーが意図的に捨てたと思われます。

昔って、そんなゴミが捨てられていること無かったような気がするのですが。

「車の中をスッキリさせたいから、ごみ捨てちゃおう!
 どうせ誰も見てないし、自分一人のゴミなんかいいっしょ!」

初めて捨てたときは、こんな気持ちだったのでしょう。

そのうちに当たり前になってしまい、特に意識もせずにポイ捨てする。

このような小さな行動って、してもしなくても何の意味もないことなのでしょうか?

きっと誰かが見ている

これは断言できます。

絶対に意味がある行動です!

ポイ捨てという小さな行動が、

「僕も捨てて良いよな」「私も捨てちゃおう」

と考える人を増殖させるのです。

ポイ捨てというネガティブな行動に話を進めましたが、

ごみ拾いというポジティブな行動も同じことが言えます。

誰かがゴミ拾いをすると、

「私も明日家の前だけでもキレイにしよう」
「キレイだからポイ捨て出来ないな」

と考える人がきっといるはずです。

たった一人のごみ拾いが、その街をキレイにすることだってあり得るのです。

小さな行動には、きっと意味があります。

それが大きな変化につながることがあるはずですから。

ごみを拾おう(ごみを拾うような小さな行動をやってみよう)

「自分だけ少し悪いことをしても大丈夫だろう」なんて思うのは、もってのほか。

「気持ち良いから」という感覚でゴミ拾いをすると、気付いたらあなたの街がキレイに鳴っているかもしれません。

ごみ拾いに関わらず、ごみ拾いのような身近な行動を見つけてみて、実践してください。

きっと周囲に良い影響を与えますから。


今回のブログは以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Good Thinking,Good Life.

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