現状に満足することが、幸せへの近道(かもしれない)

論語アイキャッチ

こんにちは、アウレリウス太郎です。

ここでは、論語で私が学んだこと、

いわゆる古典でリスキリングしたこと

発信していきたいと思います。

今回は、現状に満足することが、幸せへの近道(かもしれない)ということについて、書きます。

目次

論語の引用文

論語には、このような記載があります。

先生は顔回についてこういわれた。

「賢なるかな回や。一杯の飯と一椀の飲みもので、せまい露地暮らしだ。ほかの人ならそのつらさに耐えられないだろうが、そんな貧しい暮らしの中でも回は、変わらず心安らかに生を楽しんでいる。賢なるかな回や」

「論語」斎藤孝訳 ちくま文庫

アウレリウス太郎は、ここから以下のようなことを学びました。

現状に満足することが、幸せへの近道(かもしれない)

引用文の意味について

例のごとく顔回(がんかい)という人物について、調べてみましょう。

孔門十哲の一人で、隋一の秀才、孔子に未来を期待されていたが、孔子より先に亡くなってしまったとのこと。

また、その生活は質素だったようです。

では、こちらの引用文の意味を、読み解いていきましょう。

本来、人は美味しいものをたくさん食べて、良いところに住みたいもの。贅沢をしたいものです。

それは今も昔も変わりません。

それでも、顔回は質素な生活を心掛け、その環境に満足していました。

その顔回に対して、孔子は最大級の賛辞を贈ったのです。

それでは、このエピソードから学べることを、次に書いていきます。

なぜ、もっと幸せになりたいのか?

人はなぜ、もっと幸せになりたいと思うのでしょうか?

・もっとお金が欲しい

・もっと友達が欲しい

・もっと休みが欲しい


などなど、挙げていけばキリがありません。

今でも十分幸せな人たちが、もっと幸せになりたいと思って、

体力的にも精神的にも無理をしてしまい、何かを犠牲にした結果、

以前の方が幸せだった、なんてことは良くある話です。

そのような前例がたくさんあるにもかかわらず、人はもっと幸せになりたいと思う。

なぜなのか?

それは、現状に満足していないからでしょう。

現状に満足しよう

それならば現状に満足したら、良いのではないでしょうか?

もっと幸せになりたい

という考えから、

いまが幸せ

という考えになりますよね。

現状に満足することが、幸せへの近道(かもしれない)

タイトルにかっこ書きを使っているのは、

「幸せ」というあまりにも壮大なテーマなので、断言するのを控えました。

今回のブログは以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Good Thinking,Good Life.

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次