こんにちは、アウレリウス太郎です。
ここでは、論語で私が学んだこと、
いわゆる古典でリスキリングしたことを
発信していきたいと思います。
今回は、言っているヒトで判断せず、言っているコトで判断しようということについて、書きまーす。
論語の引用文
論語には、このような記載があります。
先生がいわれた。
「論語」斎藤孝訳 ちくま文庫
「人格のすぐれた君子が世に事をなすとき、先入見で『これはよい』『これはよくない』と決めつけない。ただそれが筋が通ったこと、つまり義に合ったことかどうかで決める」
アウレリウス太郎は、ここから以下のようなことを学びました。
言っているヒトで判断せず、言っているコトで判断しよう
言っている人で判断しがち
どういうことか説明します。
あなたはAさんと仲が良いです。いつもランチタイムを一緒に過ごし、月に1度は必ず飲みに行きます。
そんなAさんの言っていること、あなたは受け入れ、肯定するでしょう。
だって仲が良いし、多くの時間を一緒にすごしているので、
否定したくないですよね。
否定することによって、嫌われたらどうしようとか、余計な心配を抱いてしまいます。
それならば、否定せず受け入れた方が楽ちんですもの。
Aさんの意見にあなたが少しの違和感を感じても、受け入れてしまいます。
これを孔子は「先入見」と言っていますね。「先入見」とは、「先入観」と同義です。
「言っている人で判断しがち」=「先入観」
先入観は邪魔でしかありませんね。
ではAさんの言っているコト、何で判断したら良いでしょうか?
言っているコトで判断する
Aさんの言っているコト、筋が通っているかどうかで判断しましょう。
筋が通っているかどうかは、次の観点から考えてみたら良いかと思います。
・反対の立場になって、Aさんの意見を聞いてみる
・Aさんの個人的な感情、利益があるかどうか考える
あくまでも一例ですが、仲の良い人の意見に対して、
このような見方をしてみて下さい。
そうすることで、筋が通っているかどうかが、分かるようになります。
今回のブログは以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Good Thinking,Good Life.