過去よりも、未来よりも、現在を意識し行動しよう

自省録アイキャッチ

ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。

ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。

その皇帝が書いた「自省録」を参考に、

今の時代にも役立つことを発信していきます。

今回のフレーズは、過去よりも、未来よりも、現在を意識し行動しようです。

目次

自省録の引用文

自省録には、このように記述されています。

ほかのものは全部投げ捨ててただこれら少数のことを守れ。それと同時に記憶せよ、各人はただ現在、この一瞬にすぎない現在のみを生きるのだということを。その他はすでに生きられてしまったか、もしくはまだ未知のものに属する。

自省録(岩波文庫)より引用

私なりの解釈を、以下にまとめます。

過去よりも、未来よりも、現在を意識し行動しよう

このような引用文があるということは、

人間は現在を意識するより、過去や未来を意識してしまうということなのでしょう。

その理由について、考えてみました。

まず、過去を意識してしまう理由としては、

過ぎ去った日のことですから、結果が出ているのです。


良い結果であっても、悪い結果であっても。

その時の行動を反省したり、満足したり出来ます。

過去を意識してしまう、というより

意識しやすいのでしょうね。

次に、未来を意識してしまう理由について。

まだ訪れていない未来を意識するということは、

不確定なことを想像することであり、

自由であり、責任がないので、楽なのかもしれません。

ですから、未来を意識してしまう

それに対して、現在を意識するということは、

意識した後の行動の結果がすぐに表れます。


例えば、本を読もうと意識しその通り行動すれば、

知識を吸収するというプラスの効果が得られます。

一方、何も意識せずただ動画をぼーっと見るという行動をすれば、

時間が過ぎ去るだけです。

以上のように、現在を意識するということは、すぐに結果が出るという、

自分に対して責任が生じることなのです。

良くも悪くも結果がすぐに出ます。

なので、ついつい逃げてしまい、過去や未来を意識するのです。

そうではなく、現在を意識し行動することを心掛けることで、

自らを奮い立たせ、成長しようではありませんか。

今回のブログは以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Good Thinking, Good Life.

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次