ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、同じ時期に、同じ場所で、同じ事が出来ることは幸せであるです。
目次
自省録の引用文
自省録には、このように記述されています。
一つ所に落着いていられずに動きまわる人たちとは異なり、同じ場所や同じ仕事に留まったこと。
自省録(岩波文庫)より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
同じ時期に、同じ場所で、同じ事が出来ることは幸せである
例えば、毎年誕生日に行きつけのレストランで家族と夕食をとる。
これが出来るって、とても幸せなことです。
何故幸せなのか、一つずつ分解していきましょう。
・「同じ時期に」=「毎年誕生日に」について
これは、健康だから、多忙でなく時間的余裕があるから、出来ることです。
・「同じ場所で」=「行きつけのレストラン」について
これは、金銭的余裕があるから、ネガティブな理由で転職や引っ越しをしなかったから、出来ることです。
・「同じ事が出来る」=「家族と夕食をとる」について
これは、家族の仲が良く離れ離れでないから、出来ることです。
以上のことより、
「同じ時期に」「同じ場所で」「同じ事が出来る」
ことは、幸せということです。
自分や周りの方の誕生日、毎年お祝いをしてあげませんか?
Good Thinking, Good Life.