こんにちは、アウレリウス太郎です。
ここでは、論語の引用文から、私が学んだことを
発信していきたいと思います。
今回は、論語には、大学入学共通テストの考え方が書かれていたについて、書きますね。
論語の引用文
論語には、このような記載があります。
先生がいわれた。
「論語」斎藤孝訳 ちくま文庫
「外からいくら学んでも自分で考えなければ、ものごとは本当にはわからない。自分でいくら考えていても外から学ばなければ、独断的になって誤る危険がある」
アウレリウス太郎は、ここから以下のようなことを学びました。
論語には、大学入学共通テストの考え方が書かれていた
2022年9月26日に、大学入学共通テストの受け付けが開始されましたね。
この大学入学共通テスト、孔子が言っていることと共通点があります。
このブログでは、その共通点について書いていきます。
大学入学共通テストとセンター試験の違い
以前行われていたセンター試験は、「知識・技能」についての試験でした。
一方、大学入学共通テストは、センター試験の「知識・技能」に加え、
新たに「思考力・判断力・表現力等」を評価するものになりました。
なぜこのように変更されたかというと、平成28年12月の中央教育審議会答申に記載されている文章を見ると理解できます。
知識及び技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を発揮することを通して、深い理解を伴う知識及び技能が習得され、それにより更に思考力、判断力、表現力等も高まるという相互の関係にあるもの
中央教育審議会答申 平成28年12月
なるほど、なるほど。
これはまさに、論語の引用文に書いていることと似ていると思いませんか?
詰め込み型教育からの脱却
以前のセンター試験の問題点は、詰め込み型教育の弊害でした。
長年ひたすら暗記する教育を続けてきた日本は、自ら考えられない人を増やしてしまいました。
そこで、「知識・技能」を暗記する詰め込み型教育からの脱却を図るために、
「思考力・判断力・表現力等」を向上させるために、試験で評価しようということになったのですね。
この「思考力・判断力・表現力等」こそが、孔子の言う”自分で考えなければ”ということなのです。
まとめ
大学入学共通テストと論語どちらも言っていることをまとめると、このようになります。
知識だけでなく、その知識を利用し考えることが大切である。
せっかく入試試験の仕組みが変わったので、若者に良い影響が出るといいですね。
今回のブログは以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Good Thinking,Good Life.