ローマ帝国時代も、今も、普遍的なことがあります。
ローマ帝国全盛期、マルクス・アウレーリウス・アントニウスという皇帝が居ました。
その皇帝が書いた「自省録」を参考に、
今の時代にも役立つことを発信していきます。
今回のフレーズは、友達からの抗議や文句に対しては、感謝しようです。
目次
自省録の引用文
自省録には、このように記述されています。
友人が抗議を申し込んで来たならば、たとえそれがいわれなき抗議であろうともこれを軽視せずに、彼を平生の友好関係にひきもどすべく試みること。
自省録(岩波文庫)より引用
私なりの解釈を、以下にまとめます。
友達からの抗議や文句に対しては、感謝しよう
友人から抗議や文句を言われたら、カッとなってしまいます。
一旦冷静になり、こう考えましょう。
カッとなったのは、抗議や文句の内容なのか、それとも抗議や文句という行為に対してなのか。
もし、抗議や文句の内容に対してカッとなったのならば、
友人との「認識の違い」が生じているのでしょう。
その「認識の違い」を埋めるべく、自分が思っていることをキチンと伝える努力をしましょう。
そうではなく、抗議や文句という行為に対してカッとなったのならば、
「友人=抗議や文句を言わない」と思いこんでいる可能性があります。
それは、間違っています。
友人だからこそ、抗議や文句を言ってくれたのではないでしょうか?
抗議や文句を言ってくれたことに対して、まずは感謝しましょう。
そのうえで、内容について考えてみて下さい。
ローマ帝国時代から、友達は大切にっていう考えだったのですね。
Good Thinking, Good Life.
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 「誤謬」とは、考えや知識の誤りのことです。他人からアドバイスをもらった場合、その行為についてに相手に対し感謝しましょう。このことは、以前ブログに書きました。(下記リンク参照)→友達からの抗議や文句に対しては、感謝しよう […]